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カテゴリ「星界の戦旗」の11件の記事 Feed

2014年3月22日 (土)

「星界の断章」3巻、エクリュアさんの親子関係がよくわかって納得

「星界の断章」3巻です。発売される直前になってあることを知ってなんだかすごく嬉しい。うん、星界って寡作というか間があいて発売されるものだとばかり思っていたので。
なんにせよ、作者が元気になられているから作品出てくるので嬉しい限りです。

ということで今回の表紙は真ん中にもう見ただけでわかってしまうスポールはペネージュさん、左が今巻ほぼ出番がなかったラフィールさんの父親のドゥビュースさんかな? この方もまた独特の性格だった、一緒に登場していた後の皇太子のドゥサーニュさんのほうが常識人だったり。そんでもって右はエクリュア、なんか妙にかわいい。

さて、そんな短編集の今巻はこれまで納められていなかったものがさくっと入って嬉しい。DVDとかの特典のものって手に入っていなかったし。そう、その各主要なキャラの皇族貴族士族としての立場の違い(?)による訓練時の突発事象に対するパターンを見せていただいた話、後のスポール大公爵となるペネージュさん、若い頃から全然変わりない性格でなにより。そしてやっぱり恐いわ、この人の後の副官になるクファディスさんの短編も後の方に収められていましたが、いつだって隣でペアになっている人は苦しんでいます・・・。
なお、そのクファディスさん短編、以前もスポールの傍流の友がいたようで、それに懲りて絶対もうスポールとは関わらないって決意していたからこそなんでしょうか? まさかのスポールの本流、当主大公爵のお気に入り(?)になってしまう運命にあったとは、スポールの扱いにそれなりに慣れていたふうだったからなのかも。

そしてエクリュア、彼女のやっぱりもって淡々とした淡泊に見える外面とは違って、内面は時にやばいことになっていますが、彼女もまた怒らせると恐い子でした。そんな彼女の両親の話、これがまた後半に入っていましたが、ああ、二人の遺伝子のいいとこというか特徴的なところを選んで受け継いだかのようなノールさんだとわかりました。本編での再登場を期待しています。そしてまた歌をきかせてください。

星界の断章III (ハヤカワ文庫 JA モ 1-13)
星界の断章III

2013年3月23日 (土)

「星界の戦旗V: 宿命の調べ」、滅びの美学というかアーヴの宿命遺伝子に打ちのめされました

「星界の戦旗V: 宿命の調べ」、久々の新巻です。これにてせ戦旗は第一部完ということです。ネタバレ含みつつ感想です。

まずはほんと、嬉しかった、もう新巻なぞないだろうと思っていたのですから。そして内容がまた美しすぎる滅びの美学、いや宿命遺伝子によるアーヴの生き様にほれぼれしてしまった。
さらにはおなじみの面々、ラフィールやジントは当然として、初期の主立った面々が勢揃い。さらには印象に深いフェブダーシュ男爵親娘も出てきていますし、えらい昔にあったサイン会で作者に希望していたペネージュさんもかつてのように自信満々素敵に登場してくれました。そう、ある意味ファンサービスにも徹した巻です。だからこそ、今巻の展開には厳しさというか例のフラグが飛び交っているようで・・・悲しい。

それにしてもいつもの漢字の横のアーヴ語によるルビが懐かしい。かつてのように漢字だけ見てルビの発音で読む状態に戻るまでそれほどかからなかった。

なお当然ですが、読み手もアーヴ側に立つので今回の展開には恐怖するばかり。ただただ、第二部での反撃を待つばかりです。
とは言え、第二部もいつのことになるのか・・・。後書きでは全然知らなかった作者の近況もわかってしまって、残念ですが、取り敢えずは今巻を何度も読み返して落ち着きましょう。

それにしても帝国が分断されてしまったのでラフィールが皇太女に、そして恐らく弟のドゥヒールも皇太子級の扱いになってしまいそうで、アブリアルがどれだけ残っているかが気がかりです。
ただ、ラフィールが紋章でのジントが初対面で間違えてしまった皇太女になってしまったことはちょっぴり嬉しい。正直ラフィールは皇帝を目指しているのはアブリアルの義務としてだけで、とにかく最前線で戦いたい人だからそうそう簡単にそのような展開になるとは思えなかったし。はあ、だからこそ、第二部の終わりには彼女が皇帝につく予感がしてたまらない。これは嬉しいというよりもますますアーヴの帝国存続が危機になっている悲しすぎる展開で、それ想像するだけで泣けてきそうです。

ということで今日も残業、明日も休日出勤な私ですが、この作品だけは買ったその日に読みたかったので読み切って感想書いています。
展開的には悲しいけど美しいものでした。ジントの軽口にラフィールの真面目な返答。ついでにやっぱりたまに見せる冷ややかというか冷徹な対応もまた、様式美の美しさがあって楽しい巻でした。

星界の戦旗V: 宿命の調べ (ハヤカワ文庫JA)
星界の戦旗V: 宿命の調べ

2013年1月22日 (火)

「星界の戦旗Ⅴ 宿命の調べ」、久々の新刊、これまでの巻を読み返しておこう

「星界の戦旗Ⅴ 宿命の調べ」がこの3月に発売予定とのこと。

おお! もう発売されないだろうと思っていたので純粋に嬉しいです。
ただ、ほんとに忘れているので読み返しておかないと・・・。それにしてもジントとラフィールのふたりはだいたい展開が済んでしまって、大きな戦記な視点になっていたのが4巻だったはず。果たして誰が出てくるのか。全然知らないキャラ中心になってもそれはそれでいいかもと思いますが、ペネーシュさんの出番が少しはあってほしいとか思うのです。

2009年4月13日 (月)

早川のSFマガジン50周年企画で星界の紋章シリーズのイラストコンテストがあるってことはそろそろ新刊?

早川のSFマガジン50周年企画「Sync Future」で雪風と星界のイラストコンテストがpixivとのコラボで実現しています。
むう、確か雪風はそろそろ新刊が出るような・・・ということは久々に待望の星界シリーズの新作が出るのか・・・と淡い淡い期待だけを持つのですsweat01

Sync Future | S-F Magazine 50th Anniversary Special

2007年3月12日 (月)

「星界の断章」2巻、感想

「星界の断章」の2巻、うちの近所のある本屋ではいつの間にか星界シリーズが1冊もなくなっていて泣いたsweat01 結局仕事帰りにちょっと大きな本屋さんで買う。ま、新刊だし結構どこにも入っているようなことは後で知りましたが。
当然、買ってそのまま帰りの電車はずっと読みふけります。
幸いというか残念というか、今回はまったく初見の短編ばっかりで・・・やっぱこれは幸いですねheart まるまる全部私にとって新作だ!
ドラマCDとかフィルムブックに入っていたのか・・・そりゃあ全然そっちは買っていないから知らないわけです。
また、今回は「星界の断章」1巻の時にいくつかあったアナザーワールドな話はなし、全て星界のある時ある場面での話。早く本筋の話が読みたくなります。

エクリュアの短編が2作ありました。「童戯」を踏まえて「童友」を読むべきでしょう。発表順もそうだし。でも、ここでの掲載順は「童友」のが先、うーん、なんの前情報もなしに読んでいますから私はこの本での掲載順に従って読んでいます。結局、また読み返しています。
これまでの本編での雰囲気ではエクリュアは変わった子だってことでしたが、わたしはきっとエクリュア一族は家徴がそういう独特な気風を持つことだとか(あるいは音痴とか)思っていたのですが、そうじゃなかった。これは彼女の性格なだけだったんですねぇ、まあやっぱり一族の兄弟とか近縁のコリュア一族とかはよくわかっているのでジント達よりも普通に接している。両方ともエクリュア、いやノール(エクリュア一族はみんなエクリュア)と彼女に好意を抱くサグゼールとのお話。ノールがほんと気にもしていないとこがなんていうか喜劇なんだけど。でもノールの笑顔もあったようだし、頑張れサグゼールってとこでしょうか。やはりノールのあの操舵にも問題なさそうだし(ジントは生まれながらのアーヴじゃないからともかくとして、ソバーシュさんもちょっと遠慮気味だった筈)、ね。

また、歴代フェブダーシュ男爵の登場もあってよかった。特に2代目とジントとの会話がなにげないようで、いつ長話が始まるのかどきどきしつつ・・・。
とは言え4代目のことをずっとアトスリュアさんって認識していたもののやっぱ一族の名前なんですねぇ、そっかロイさんなのか。ロイさんは所謂お母さんにあたるコセールさんとの話、むう、性格はこっちに似ているのかも。いつかはロイさんのお父さんと母にあたるコセールさんとの馴れ初め話、読みたいです。
・・・あ、なんでかロイさんと父である2代目のスルーフさんが一緒の場面っていうのはないなぁ。ここにジントを絡めるとおもしろい話があるような、ないような。

今回一番いい話だと思ったのは「変転」、帝国最大の叛乱のお話です。
ペネージュさんの先祖のスポール、キネージュさんがもうなんていうかやっぱりスポール一族なんですねぇ、そっくりです。ずっとこんな性癖(?)なんですねぇ。
でもなんていうか裏には結構温かいなにかが感じられる言動もあります。この短編での主役であるリンダさんが叛乱を起こしてからのキネージュさんとのやり取り、表ではもうきついこと言いまくりですが、その実彼女を思いやっているとこがわかって泣けてきます。特にもう進退窮まって来たときの救いの手がいいですね。叛乱の首謀者であるリンダさんですらキネージュさんとこの惑星にさえ降りたらもう帝国からの訴追は全て遮って見せると言っているようなもんです。いやでもやっぱりアーヴだからあっさり気にしなくなるのか? うーん、そこは微妙だけど、とにかく最後の最後の通信はどう見てもスポールらしくない。けどだから熱いものがありました。というかかわいかった。スポールがちらとでも弁解するなんて・・・。
今後も時々読み返すことになるだろうシーンですねheart

星界の断章 2

書き下ろしの「墨守」、失われたアーヴの紀元のデータ、それがなぜ失われることになったかが記されています。
でも、なんかすっきりしない終わり方。うーん、この当時の登場人物はなにか今後に因縁あるのかなぁ。カリュー一族の今後の登場が欲しいです。

2007年3月 7日 (水)

「星界の断章」2巻、そろそろかな

実は今日になって「星界の断章」の2巻の発売が間近なことを知ったのでした。
うーん、気にしていると全然で、ふと思いついて調べてみると発売なのか・・・sweat01

とにかく、久々の新刊です。短編ばっかりですが、新作の「墨守」もありますし、早く手に入れたいです。
最近は全然チェックしていないので始めて読む短編が多そうだ。
星界の断章 2

2006年7月17日 (月)

林檎酒を飲み干した弟

弟が、レストランでメニューに林檎酒があったのを見て、なぜだかどうしてもこれは飲まなくてはいけない、と思ってひと瓶注文し、全部飲んじゃったそうです。

その後、彼は気がついたのです。
「あ、半分飲むべきだったのか」
なぜ半分にしておくべきなのか、つまりなにか達成するべき目標があるのかどうかは私は知りませんが。

とにかく、精神の奥深くにフェブダーシュ男爵というか、アトスリュアさんの影響を諸に受けている弟でした。

とは言う私も、弟のそんな話を聞きながら、「りんごしゅ」と弟の発音をいくら聞いても頭の中では「リンメー」になってしまうので、より重症かもsweat01

むむ、なんでかこんな話をするということはなにか虫の知らせで「星界」新刊出る可能性でもあるのか? と思いましたが、ざっと調べてみても・・・sweat01

2005年7月16日 (土)

星界の断章1巻読了

実は「創世」を読んでいませんでした。これまでの長編中で断片的に語られるアーヴの始まりについて、かなりすっきりしました。
そして最後の書き下ろしの「原罪」、これも長編中でアーヴの原罪として語られることがあるのですが、こちらはかなりすっきりしたかというと、まあすっきり、というところでしょうか。今度は「創世」のようにアーヴの始祖である母都市の人の方の物語も欲しかったです。
しかしアーヴと同じ言葉で話す人々がいるというのがなんとなく新鮮ですね、まあアーヴの出自がそこだから当然なのですが・・・。
また、アーヴと他の人類社会との交渉というものが長編でも多くあるのですが、この「原罪」ではアーヴがまだ交渉慣れしていないのが新鮮です。勝手な推察ですが、もう少し交渉がうまかったなら「アーヴの原罪」とならなかったのでしょうね。だからこそアーヴは交渉を重要視しているのだとも思い、妙に納得もしています。
さあ、これで後はなんとか今年中に星界の戦旗5巻が出ることを祈念しつつ、OVAの「<星界の戦旗 III volume01」の予約をしましょうか。
星界の断章 <1>

2005年7月10日 (日)

星界の断章、ようやく買う、そして読む

むう、電気通信主任技術者試験が終わったので読み始めました。
なお、地元で7/8あたりから捜していたのですが、全然発見できず。
7/9はWebでも発売中であることを確認したものの相変わらず見当たらず、今日の7/10、試験に行く途中に買いましたheart
もちろん、試験に集中で試験終わってから帰り道に読み出します。だからまだ途中、ペネージュさん(現スポール・アロン=セクパト・レトパーニュ大公爵・ペネージュ)の16歳誕生日なお話の途中ですsweat01
しかし読み出して妙に文字サイズが大きく感じてしまう試験勉強しすぎ状態…(勉強に使った学習書、でかい上に文字サイズ文庫小説のそれと同じくらいだったようですから1ページの情報量が多すぎ!)
まあ、ぼちぼち読んでいきます。そもそもこのペネージュさんのお話は既読ですけど飛ばさずしっかり読んでいきます。
なお、短編により文字フォントが明朝(?)とゴシックで明確に区分けされているようですね、あとがきとか読んでいないのでこれがなにを意味するのかわかりませんが。所謂正史かそうでないかの区分けっぽいですね。
私はこのアーヴという種族の交易とその交渉術に関するあたりのお話が大好きです。本編では戦闘のお話が多いのですが、短編ではそんな交易の話とかに触れていることが多く、とても満足です。
星界の断章 <1>

2005年7月 3日 (日)

星界の断章第1巻はまもなく発売です

SFマガジンをご覧の方はご存知でしょう。
また、ハヤカワさんのHPでは緊急サイン会が7/9に行われます・・・ということは少なくともその日までには発売でしょうheart 楽しみ楽しみ。
今年中に星界の新刊が出るのです! ・・・でも、短編集ですが・・・。
これまで各所で書かれてきた短編がようやく一冊にまとまりました。でも1巻です。今回の中に含まれていないものもあります。まあこれはいずれ2巻以降を期待・・・っていつになるのだろう?
まあ、気を取り直し内容確認、確か12話、書き下ろしひとつあります。
また、星界本編とは別の世界観の話・・・ソビークの話とかの、例の星界の登場人物に似ている人が出ているものの、そのパラレルな世界で本編とは関係ない話ものが5話あります。ゲームのおまけに入っていたりすることが多いので読むの大変ですからこれは楽しみですねー。実は大して短編は読んでいないので早く読みたくってしようがありません
星界の断章 <1>

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