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2014年1月30日 (木)

「白暮のクロニクル」1巻、いつものゆうき作品らしい軽妙さがあるところがまた不気味

「白暮のクロニクル」1巻、新境地のゆうきまさみ作品、ミステリです。
もうこの表紙なもんで新刊コーナー三周くらいしてようやく発見、確かにこれまでとは違うなと。

さて、舞台は現代。だけどオキナガという不老不死の人種なんだか人以外なのかが紛れていて一応それなりには認知されているという日本です。不老不死だからきっと隠れて生きている、政府もその存在を知っているけど国民には隠している・・・的な伝奇ロマンあふれるもののほうが隙なんですがそうじゃない。きっちり厚生労働省で管理されています。
じゃあ世界中にいるのか、とかオキナガはいつから存在しているのか、とかそこらへんはまだまだ不明。

とにかくオキナガ連続殺人事件というものや、12年ごと未年の殺人事件、と興味深いネタがどんどん積み重なりつつ、今巻メインっぽいジャーナリスト一家殺人事件は謎を残しつつも解決しています。
この調子で各巻謎を少しずつ解きながら進んで行って、来年が未年ですのでそこで話がクライマックスを迎えるという予定でしょうか。それなら20巻弱くらいで完結すると見越して、安心(?)して読んでいけます。できればバーディーのようななんともゆうきまさみ作品らしすぎる終わり方にはなってほしくないので・・・。

ああ、そう言えば冒頭、これはこの作品の主役であるあかりさんの将来なんでしょうか。となるときっちりラスト見据えて始まっているとも思えるのでますます安心です。
というヒロインにしては眉が太いし背が高いので微妙なあかりさんですけど、この眉太いのとか背が高いのとか、のちのち伏線回収されるのでしょう。まあ単に重要人物そうなおばあさんと似ているというだけのことかもしれないですけど。

・・・ということでオキナガ、息長って字がそのまま古代近江豪族の息長氏に直結してしまった私は古代ロマンあふれる伝奇的展開もまた捨てがたく期待しているのです。ええ、息長氏は宗像教授異考録(9) (ビッグコミックススペシャル)宗像教授異考録(9)に出てきていますよね。

とはいえ、いつものゆうきまさみ作品らしい軽妙な軽い展開がありつつもさらっとというか生々しく人が死んでいくのが不気味。

それにしてもメガネ美人な鳴宮さんは一目見た瞬間から薄幸な感じがしていました、もしかして名前からしてもお約束だったのかも。なお、凛子ちゃんはこれから美人になっていくような予感がするのですが、どうでしょう。

白暮のクロニクル 1 (ビッグ コミックス)
白暮のクロニクル 1

なお後書き、バーディーのような舞台裏的演出のほうがよかったなぁ。

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